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制度立直しの為に施行された法律「介護保険法」

高齢化が進んだ日本で、介護制度を支えている法律に「介護保険法」があります。平成9年に施行された比較的まだ新しい法律だと言えますが、それ以前には「老人福祉法」という法律があり、70歳以上の医療費は国が全額負担することが行なわれていました。ところが、その後も超高齢化社会は加速し、増加する一方の医療費対策として、新しく介護制度を設けることが必要とされたのです。それによって施行されたのが介護保険法で、新たな保険制度により介護制度を立て直そうというものです。といっても、老人福祉法は今も存在していますし、「高齢者の医療の確保に関する法律」として、高齢者の医療費負担の軽減など、介護保険法以外の法によっても制度が支えられているのは事実です。具体的に、この介護保険制度ではどんな運用がされているのしょうか。まず、保険料を支払う義務があるのは40歳以上の人で、これは健康保険と同じで法令によって加入が義務付けられています。そして、介護保険サービスが受けられるのは65歳以上の人になりますが、場合によっては40歳以上から保険給付を受けることも出来ます。例えば、癌や若年性認知症などに罹患した場合などがその対象です。保険給付の対象となれば、様々なサービスを自己負担10%で受けることが出来ますが、介護保険法においては、給付を受けている人も保険料を支払うことになりますので、その財政を担っているという仕組みです。

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